トリビア(お葬式いろいろ)

火葬したあとは喉仏が本骨として扱われる。(関西地方に強い風習らしい)
昔、母親の偏った知識で、「喉仏は骨密度が高いから(火葬に耐えて最後まで残るので)骨のメインとして扱われる」と洗脳されていたが、本当の由来はその形自体が座禅を組んだ仏さんの形に似ているかららしい。(ったかぶんなや!おばはん!!)


また、実は実家は神道で、葬式は神式で行われた。
仏教のような金でケバケバしく飾られた設備は無く、桐で作られた祭壇(?)だけがあり、そのまわりに花がたくさん飾られていた。個人的にあの仏教の拝金主義的な趣味が嫌いだったので、「クールだな」と思った。


昔、婆さんに、なんで家は神道なの?ってきいたら、「毎月、坊主にきてもらうのが面倒だし、金がかかるから・・・。」と言っていたが、「そんなあほな・・・。」と思って冗談として受け流していた。
でも今回いろいろ聞いてみると、実は最近まで仏教だったが、本当に「金がかかるから」改宗したらしい。It's cool.


しかし、おもしろい話を聞いた。
生前意識がしっかりしている頃、婆さん本人が「逝くときは夫の写真を合成してツーショットの写真をつくって、棺に入れてくれ。」と言っていたらしい。
で、おかんが写真屋からその写真を貰った日に婆さんは逝ったらしい。
間違いなく偶然だろうけど、なんだか大きなものを感じました。


婆さんお疲れ、俺以外の森田家は本当にお疲れ様でした。


ちなみに英語では「Adam's apple(アダムの林檎)」と呼ばれているらしい。