ウェブ進化論を読んだ

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

読了した。
ずいぶんGoogleを高く買ってらっしゃる。
たしかにGoogleが凄いのは感じるけど、褒め過ぎで100%でこの本の内容を信じられなくなってしまっているのが少し残念。
まぁ、それをさっ引いても、十分に啓示に富む内容でした。
結局、Web1とWeb2の違いってなんらかの技術で明確に隔てられているものではなさそうだった。う〜ん。要調査。

しかし、ずいぶん脳に来た。というか、俺のフィーリングに合ってたんだろうな。
常識が覆されるは大好きだ。
学生のときに勉強したことで頭に焼き付いていることは、当り前と考えていることは、実は繊細な前提条件の下に成り立っていることがあるということ。
「神の見えざる手」も実は市場には無限の現金があることが前提で成り立っていたりする。
これが現金収入が見込め無い地域だと、スタビライザーが働かないらしい。需要があっても値段がやすくなったり、供給過多でも値段が高くなったりと・・・。
中国奥地ではそうらしい。

この本では、「ある経済活動にかかるイニシャルコストが0に近付くとき、経済がどうかわるか？」ということについて書いてあった。たしかにこれはパラダイムシフトだ。