あ〜、何もかも投げ出して

 暇なので、今日もブラウジングをしていたが、世は自己主張する時代であるのだと痛感する。
 やれコミュニケーション力だ、プレゼン力だと実質以上に見せることが最重要課題で、とにかく騙し合うことが最も高級な仕事のようだ。
 就職活動時の面接でも、どれだけ(実際より)優れた人間であるかを発表できた人間がアドバンテージをとるという考え方が蔓延していた。そんなんで良いのか?
 俺の学生時代に、どうみても頭のプラットフォームが歪んだやつが、上辺だけのデマカセでトヨタに就職した奴がいたよ。学科に与えられた枠を、わざわざ拡張しての好待遇だった。それを推したのはその時のリクルータだったそうだ。些細にせよ人事権をもつ人間が「騙された」わけだ。いや、実際の人物を評価したのではなく、時流に乗った人材パターンとマッチしていると認識したんだろう。


 まぁ、もちろん表現することも重要であることは否定しないけど、同程度に大事なのは受信者が本質を見抜く事じゃないのか?
人事的な話ばかりになるけど、当時友人が面接が全然ダメだったと落ち込んでいたけど、そいつが努力家で優秀なことを知っているから面接を上手くやれなかったこと一点を見て、不採用なんて無茶なことは有って良いはずが無いと思ったよ。人事(人を見ること)のプロって言うのはマイナス評価しかしないのか?っと憤った物です。本当に人を見ると言うことは表現された中から本質を見抜いて+と−両方の洞察することだろ・・・。
 なんだかやってらんないな・・・。
(因みに、そいつはちゃんと採用されました。ま、学推だから殆ど落ちないんだけどさ。)